◉that(代名詞), thoseの語法
今回のテーマ:指示代名詞 that / those の特別な使い方
T先生: 今日は、テストや長文読解でよく狙われる 『that』と『those』の語法 についてお話ししましょう。
Sくん: 「that って『あれ』、those は『あれら』ですよね? それ以外に何かあるんですか?」
T先生: 「実は、英語では 『繰り返しを避けるための that / those』 という非常に重要なルールがあるんだ。比喩で言うなら、that は 『身代わり人形』 だね。」
1. 比較の対象を代わりにする that / those
T先生: 「例えば、『東京の人口は、大阪の人口よりも多い』と言いたい時。英語ではこう書くんだ。」
The population of Tokyo is larger than that of Osaka.
Sくん: 「あ! この that は the population のことですか?」
T先生: 「正解! 英語は同じ名詞を何度も使うのを嫌うんだ。もしこれが複数形だったらどうなると思う?『日本のアニメは、他国のアニメより人気がある』なら?」
Sくん: 「アニメ…… The animations of Japan are more popular than... えっと、複数は those ですか?」
T先生: 「その通り! those of other countries となるね。」
単数の繰り返しを避ける → that of....
複数の繰り返しを避ける → those of...
2. 「〜する人々」という意味の those
Sくん: 「そういえば、長文で those who... っていうのをよく見る気がします。」
T先生: 「よく気づいたね! those who ~ は 『~する人々(people who)』 という意味の定型表現なんだ。現代英語では、that who とは言わずに、この意味では100% those を使うのが決まりだよ。」
Sくん: 「those who...で『あれら』じゃなくて『....する人々』になっちゃうんですね!」
T先生: 「そうだね。例えば 『天は自ら助くる者を助ける』 という格言は英語でこう言うんだ。」
Heaven helps those who help themselves.
天は 助ける 自らを助けるものを
3. Sくんが間違いやすいポイント:this は使えない?
Sくん: 「先生、『繰り返しの身代わり』に this は使えないんですか?」
T先生: 「いい質問! 実は this は使えない んだ。身代わりの that は、一歩引いて『指し示す』感覚が必要だから、手元にある感覚の this は不向きなんだよ。比較の文では必ず that / those と覚えよう!」
復習クイズ:Sくん、挑戦してみて!
T先生: 「それじゃあ、今のポイントを使って問題を解いてみて!」
Q1: 「日本の気候はイギリスの気候に似ている。」
The climate of Japan is similar to ( ) of Britain.
Q2: 「私の靴は、兄の靴よりも新しい。」
My shoes are newer than ( ) of my brother.
Q3: 「努力する人は成功するだろう。」
( ) who make an effort will succeed.
Sくんの回答:
「身代わり人形のルールですね、任せてください!」
1. 単数の climate の代わりだから、that です!
2. shoes は複数形だから、those ですね。
3. 『~する人々』だから、Those で始めます!
T先生: 「パーフェクト! 完璧に理解できているね。」
【問題の和訳とヒント】
1. 日本の気候はイギリスの(気候)に似ている。
Th_ cl_____ of Ja___ is si_____ to th__ of Br_____.
2. 私の靴は、兄の(靴)よりも新しい。
My sh___ ar_ ne___ th__ th___ of my br_____.
3. 努力する人々は成功するだろう。
Th___ wh_ ma__ an ef____ wi__ su_____.